クイックスタート
このクイックスタートは、まず小さな原稿サンプルで使ってください。Arc は、最初のプロジェクトが慎重にレビューできる程度に狭い範囲であるほど役立ちます。
1. 小さなソースセットを準備する
最初からシリーズ全体ではなく、数章から始めてください。現在のプレビューで最も安全なソース形式は次のとおりです。
- Markdown ファイル(
.md)。 - プレーンテキストファイル(
.txt)。
chapter-01.md、chapter-02.md、book1-ch03.txt のような安定したファイル名を使ってください。根拠を追跡可能なままにするため、元の原稿ファイルは変更せずに保管します。
2. プロジェクトを作成または選択する
Arc を開き、作業したいプロジェクトを選びます。プロジェクトは、ひとつの一貫した原稿、書籍、ドラフト、または物語アークに対応しているべきです。
最初のプロジェクトで無関係なドラフトを混ぜるのは避けてください。Arc を試す場合は、出力を判断できる程度に、キャラクターと継続性を自分でよく把握している範囲を選んでください。
3. 章をインポートする
準備したソースファイルを、インジェストフローからアップロードします。Arc はファイルをステージングし、ソース素材を分析し、段階ごとに進行状況を報告します。
警告に注意してください。ある段階で警告が出ても、プロジェクトが部分的に有用な場合はあります。ただし、生成されたカノンに頼る前に、その警告を確認する必要があります。
4. エンティティと関係性をレビューする
インジェスト後、抽出されたエンティティと関係性を確認します。
確認する項目は次のとおりです。
- 重複したキャラクター項目。
- 同じ人物を指すべき別名。
- 誤って分類された場所や派閥。
- 根拠を必要とする関係性。
- もっともらしいが、実際にはソースに支えられていない主張。
最初のパスを最終的なカノンとして扱わないでください。構造化された下書きとして扱ってください。
5. 主張を受け入れる前に根拠を確認する
重要な主張については、根拠をソースまでたどってください。問うべきなのは「これは正しそうか?」だけではなく、「Arc はこれをどこから得たのか?」です。
根拠が弱い、曖昧、または存在しない場合、その項目を安定したカノンとして受け入れるのではなく、レビューに残してください。
6. グラフを方向確認に使う
カノングラフは、クラスター、欠けているリンク、疑わしい関係性を見つけるのに役立ちます。次のような実践的な問いを立てるために使ってください。
- なぜこの二人のキャラクターはつながっているのか。
- この場所は正しい出来事に結びついているか。
- この関係性にはソース根拠があるか。
- 複数の概念が統合されてしまい、ひとつのエンティティが多くの役割を背負いすぎていないか。
7. 作者のコントロールで改稿する
Arc がAI支援による改稿をサポートする場合でも、構造化されたコンテキストはガイドとして使い、自動的に変更を受け入れる命令として扱わないでください。声、意図、カノン、文体についての最終的な権限は、作者にあるべきです。
立ち止まって確認すべき場合
次のような場合は、先に進む前に一度止まってください。
- 多くのエンティティが重複している。
- ソースファイルが誤った順序でインポートされた。
- 警告が、セマンティック出力の欠落や部分的な抽出に言及している。
- 重要な主張に根拠がない。
- 結果が、原稿内で真実だと自分が知っている内容と矛盾している。
悪い最初のパスの上にカノンを構築するよりも、早い段階でソースセットを修正する方が安全です。